雑記帳

電子計算機の"明後日"から、他愛もない話まで。

Win10(1709~)起動時に前回セッションのアプリが勝手に立ち上がる件の対策

表題の件です。

具体的に言うと、Win10 1709以降で、前回セッションを再起動・シャットダウンで終わらせる際、起動したままになっていたアプリの内一部が、次回ログインする際勝手に立ち上がる…というものです。全てのアプリが自動起動の対象となるわけではないようなのですが、少なくともVisualStudioとタスクマネージャは該当しました。

これに関する日本語の情報としては、この辺を辿った先などで色々な手を使った回避策が紹介されていますが、どうもその後、この機能を正規に無効化する手段が用意されたようです(下記最初のページのコメントによると、1709では2018/02/01のKB4058258以降。1803では最初から)。

参考までに、日本語環境でのスクショを上げておきます。以下の設定をOFFにすることで、スタートメニュー経由などから普通にシャットダウン操作を行っても、前述のアプリが自動起動することはなくなりました。

イメージ 1

尚、Explorerで開いていたフォルダウィンドウをログイン時に復元する機能については、Win95の頃から元々ある別の機能なので、上記オプションの埒外です。こちらは今までどおり、独立してフォルダオプションから設定できますので、必要に応じて設定すると良いと思います(すべてのコントロール パネル項目 > エクスプローラーのオプション > 表示 > 詳細設定: > ログオン時に以前のフォルダー ウィンドウを表示する)。

本当はこんなところに書かないで上記スレッドに追記してあげれば良いのでしょうけど、該当するスレッドが軒並み2018/02にロックされていた為、できませんでした。スレッドによっては、対策がリリースされて暫く経過してからロックされていたものもありましたので、せめて最新の情報に更新してからロックしてほしかったなぁという気がします。