雑記帳

電子計算機の"明後日"から、他愛もない話まで。

Windows 8.1で親指シフトの件(実験成功)

親指シフトドライバの続きです。


入力モード判別が無くても動作するようにドライバを作り直してみましたが、とりあえず設計通りに動いてくれました。
この文章は、Windows8.1(32bit版)上で、HIDキーボードとJapanist2003とこのドライバを使って入力しています。


Windows8.1のWindowsストアアプリ(IEとかNAVITIMEとか)やコマンドプロンプトでも親指シフト入力ができるようになったことを確認済です。

(相変わらずストアアプリでJapanistが使えないのが残念極まりないですが…。中の人がんばれー。)


まだ若干、うちのメインマシンで調子が悪かったり、同時打鍵とリピートの組み合わせに調整が必要だったりしますが、設計上の致命的な問題はなさそうです。


「入力モード判別しない縛り」によって、現行のドライバよりも機能ダウンしてしまいましたが、その分コードは随分シンプルになりました。

現状対応不可能な部分は以下です。

  • KB211の「JISかな出力」モードの制御
  • OAK風操作のエミュレート
  • 「英字入力時親指シフト操作のCtrl/Altキー出力」と「NICOLA」の共存(どちらか一方に固定であれば可)


英字入力時のクロスシフトでCtrl+のストロークを出す設定は、個人的に仕事で多用しているものなので、何とか入れ込めたら良いなぁ…と思っているところですが…。
こればっかりはさすがにモード判別しないと駄目でしょうかね…。


ひとまず残件の実装を進めて、早い内にリリースできれば良いなと思います。
32bit版と、64bit人柱版(動作未確認・署名無し)、及びソースコードのリリースを予定しています。